スキャナ


■ OBD

OBDに関するチェックのためのツールが俗にテスターと呼ばれるものです。
OBDの概要はDTCを参照。

■ OBDUの規格いろいろ

 OBDUのDTC規格

GenericとManufacturer Specific

DTCはGenericとManufacturer Specificコードに別れ、Genericのみ対応のテスターとManufacturer Specificにも対応したテスターとに分かれます。

Powertrain CodesとChassis CodesとBody CodesとNetwork Communication Codes

DTCはPowertrainとChassisとBodyとNetworkの各Categoryにも分類されます。

Powertrain Codesは
 P0xxx - Generic
 P1xxx - Manufacturer Specific
 P2xxx - Generic
 P30xx-P33xx - Manufacturer Specific
 P34xx-P39xx - Generic
Chassis Codesは
 C0xxx - Generic
 C1xxx - Manufacturer Specific
 C2xxx - Manufacturer Specific
 C3xxx - Generic
Body Codesは
 B0xxx - Generic
 B1xxx - Manufacturer Specific
 B2xxx - Manufacturer Specific
 B3xxx - Generic
Network Communication Codesは
 U0xxx - Generic
 U1xxx - Manufacturer Specific
 U2xxx - Manufacturer Specific
 U3xxx - Generic

DTCはまたEngineとABSとAir BagとBodyとTransmissionの各Categoryにも分類されます。

上記各コードはこのカテゴリーでも分類されます

通常、安価なテスターはこれらDTCのうち、GenericのEngineとTransmissionにのみ対応の製品がよく見かけられます。

 OBDUのLive Data規格

これこそスキャナの本命ともいえる機能で、エンジン等の状態を生データでチェックできる機能です。

GenericとEnhanced

OBDUではLive DataにもGenericとEnhancedの違いがあり、対応する機能により見れるデータが変わります。

 OBDUのMode

テスターを使用してData Link Connector(DLC)を通してVehicle Control Module(VCM)と通信する場合、テスターからVCMにMode Noを使って取り出したいデータや送りたいデータのやり取りを行います。
Modeは9つあり下記のようにそれぞれOBDUの規格で決まっています。

Mode-1 Show current data
Mode-2 Show freeze frame data
Mode-3 Show stored trouble codes
Mode-4 Clear trouble codes and stored values
Mode-5 Test results, oxygen sensors
Mode-6 Test results, non-continuously monitored
Mode-7 Show pending trouble codes
Mode-8 Special control mode
Mode-9 Request vehicle information

つまり、テスターを使ってDTCを読み出そうと思うと、DLCにテスターを接続して、操作する事によりVCMにMode-3の要求が送られて、VCMはDTCを送信してきます。

 Freeze Frame

VCMは何らかのDTCが発生するとその発生時のセンサーパラメータ(Live Data)を保存します。これは最新のDTCについてのみ保存されるので、複数のDTCが発生した場合も一つしか読み出すことは出来ません。

 I/M(Inspection and Maintenance program)

OBDUの規格は排出ガスによる汚染を防止するため、排気ガス浄化に関するコンポーネントの状態を常に監視し、不具合が発生すれば直ちにDTCを発行し、関連するI/Mステータスを異常に切り替えます。

すなわち、アメ車、特にOBDU規格に適合した96年以降の車輌では、DTC、Freeze Frame、Live Data、I/M Statusから総合的に判断しないとトラブルの解消は出来ないようになっています。

 MIL

Malfunction Indicator Lamp、Service Engine SoonやCheck EngineランプのことでEngineおよびTransmissionに関するDTCが発生しかつVCMがMIL要求を行った場合(VCMのプログラムでDTC毎にMIL要求をするかしないかが決められている)のみ、点灯/点滅します。

もちろんABSの場合はABS Indicator Lamp、Air Bagの場合はAir Bag Indicator Lamp、Bodyの場合は・・・その他のIndicator Lamp(例えばSecurity)と言う具合に色んなインジケーターランプがあるのでトラブル=SESと言うわけでもないということです。

■ テスター!

俗にテスターと呼ばれるのはDiagnostic Toolのことで、その機能は大きく分けて二つに分かれます。すなわちMode-3,4と機種によってはMode-7に特化したCode Readerとその他のModeにも対応しているScan Tool。

もちろん、高機能なのはScan Toolの方で、以前所有していたAutoxray EZ-SCAN 5000はScan Toolでした。

 Diagnostic Tool比較

現在、北米で販売されているDiagnostic Toolの比較です。日本でも個人輸入で調達可能な物ばかりです。また、一部は日本でも販売されているようですが・・・現地販売価格よりはるかに高いようで・・・まあ、マニュアルが日本語化されていることに意味があるのかな?とりあえず比較表はこちら

inserted by FC2 system